3回戦の片山晋呉(42)と小田孔明(37)の「歴代賞金王対決」は、互いにバーディーの取り合う激闘だった。

 オールスクエアで迎えた12番パー5で片山が2オン成功で1アップすると、13番パー3では小田がカップ横60センチのベタピンショットで取り返す。14番では小田が珍しくアプローチをチャックリさせてリードを許し、15番では片山がピン奥3メートルから沈めて2アップとしてガッツポーズ。勝負ありかと思われた直後、16番では小田がチップインバーディーだ。

 片山は「さすがですね。相手も昨年賞金王、自分も5回取っているけど、戦っているうちにそれに負けないゴルフになってきた。戦っているのが楽しくなってきた。どっちが勝っても最高の試合でしたね」と満足そうに振り返る。結局は片山1アップで迎えた17番パー5、2メートルのバーディーチャンスにつけた小田に対し、片山が3メートルを先にねじ込み、小田が外して2アンド1で片山の勝利。敗れた小田も「もうバテた。でも久々に面白かった。5アンダーで回って負けるんじゃ、仕方ないね」と充実感を漂わせていた。