ツアー未勝利の松森彩夏(21=スターツ)が最強の相棒とともに、自身4度目の首位発進を決めた。

 バッグを委ねたのが、昨季途中まで横峯さくらのキャディーを務めていたジョン・ベネット氏(44)だ。「さくらさんと何度も優勝して、すごく経験が多い方」と昨年12月に帯同を依頼、今季は開幕から4戦連続を含む計11試合でキャディーをお願いする予定だ。また昨年の全米女子オープンに出場したものの、英語がほとんどしゃべれなかった後悔があり「英語も勉強したいと思っていた」。この日のラウンドでも時折、英会話を楽しんだり、単語を教えてもらった。

 この日は6バーディーを量産し、ただ1人ノーボギーラウンドでツアー自己ベストタイの66をマークした。オフに重点的に磨いたアプローチもさえを見せた。昨季終了時、50キロしかなかった体重も今は55キロ。なかなか太れない体質だが、オフに1日5食を試したり、タンパク質を多く摂取するため、つみれのダンゴスープを必死で流し込んだりした。「おかげでスイングに軸ができた。飛距離も多少伸びたし、小技でも繊細さが出せるようになった」という。

 心技体がかみあってのロケットスタート。昨年初出場で予選落ちした開幕戦で、待望の初優勝に挑戦だ。