雷雲接近で中断後、天候回復が見込めずサスペンデッドとなり、99選手が競技を終了できなかった。プレーを終えた中では、稲垣那奈子(25=三菱電機)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算4アンダーの140でテレサ・ルー(台湾)とトップで並んだ。首位でスタートした阿部未悠は2ホールを終えて通算5アンダー。

   ◇   ◇   ◇

25歳の稲垣は雨や強風の悪条件下で、2日連続で70にまとめた。「ちゃんとゴルフをしている感じがして楽しい」と充実ぶりが表情に漂った。

新たな試みが功を奏している。ツアー2年目の昨季に初優勝を果たし、迎えた今季は苦戦続き。直近は3戦連続で予選落ちし「今までと違う感じにしたいと思った」と言う。ラウンド前のショット練習の最後だったウェッジを最初に打つようにし「イメージが良くなった」と、改善に成功した。

序盤の2、3番でそれぞれ第2打を1メートルと3メートルにつけて連続バーディー。感覚頼みだったパットも前週から距離に応じて振り幅を決めるようにし、14番では7メートルを沈めるなど成果を示した。進出が濃厚な決勝ラウンドへ「できる限り崩れず、一つでも伸ばせるように頑張りたい」と気を引き締めた。(共同)