2週前の女子ゴルフ、テキサス・シュートアウトで米ツアー通算3勝目を挙げた野村敏京(24)が8日、都内で記者会見を行った。
開口一番「お久しぶりです」と頭を下げ、クリスティ・カー(米国)との6ホールに及ぶプレーオフを制した激闘について「あそこまでいかなくても良かったんですけどね(笑い)。17番のダブルボギーパットが一番大きかった。いい経験になったし、楽しかった」と振り返った。
次のターゲットはかねて目標と口にしてきたメジャー制覇。「一番優勝したいのはUSオープン。一番チャンスがあるのは、リンクスの全英だと思います。私はフェアウエーもグリーンも硬くて、風がある難しいコースコンディションで成績が良かったので。楽しみですね」とうなずく。
さらに「今年の目標は大きく、5勝を目標にしています」。宮里藍が10年にマークした日本人シーズン最多勝に並べば、当然賞金女王争いにも絡んでくる。そして、20年の東京五輪。昨年のリオデジャネイロ五輪は4位だった。「やっぱり、金メダルを目標にしてやらないと。4位は成績として悪くなかったけど、メダルは3つしかないじゃないですか。ブラジルまでいったのに何も持って帰れなかったから、2020年は日本で、重いものをここ(首)にさげたいと思います」とリベンジを誓う。
開幕当初は持病の腰痛に悩まされてきたが、今季途中から工藤健正トレーナーに体のケアを任せたことで症状は一気に改善。今回も日本に戻ってくる前に韓国で治療を受けるなど、コンディション調整に余念がない。ゴルフ人生の最終目標は「フォール・オブ・フェイム(殿堂入り)」。壮大な夢へと向かう戦いは、18日開幕のキングズミル選手権(米バージニア州)から再びスタートする。

