ツアー通算17勝の大山志保(40=大和ハウス工業)が、頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアから復帰した。昨年9月のマンシングウェア・レディースを最後にコースから離れ、治療とリハビリに専念。ようやく戻ってきた。この日は3バーディー、2ボギーの1アンダーで17位発進。涙をにじませながら、語った。 「この半年間は本当に苦しかったです。治療よりリハビリが多かった。練習を開始しようとすると、歩けないほど痛くなる。今年の開幕戦で復帰を目指していましたが、ダメで。第2戦からと思っても、まだダメで。心が折れそうになりました。絶対にケガに負けたくなかったですし、ここで終わりたくなかった。周囲のスタッフから、まだ万全じゃないから、ゆっくり…と言われていましたが、今日ゴルフができて、最高のスタートを切れました」

 さらに、母への思いも口にした。

 「もうすぐ母の日があるので、復帰をプレゼントにしたいと考えていました。プレーするからには、ケガは関係なくやろうと思っていた」

 この日のスタート直前まで、出場できるかは不透明だったという。

 「今朝まで分からなかった。ティーグラウンドに立ったら、うれしくて、うれしくて。ニヤニヤと笑いが止まらなかったです。18ホールがあっという間でした。たくさんのギャラリーに囲まれて、幸せでした」

 首位とは3打差。上位進出を目指し、12日の第2ラウンドに臨む。