第7回日本プロゴルフ殿堂入り式典が22日、ジャパンゴルフフェア会場となったパシフィコ横浜で行われ、レジェンド部門で佐藤精一さん(86)小林法子さん(74)、プレーヤー部門で中嶋常幸(64)森口祐子(63)が新たに殿堂入りした。レジェンド部門でプロ通算11勝を挙げた佐藤さんは「私が41歳になってから試合数が増えた。もう5年若ければもっと勝てた」と会場を笑わせた。

プロ通算9勝を挙げ、76年に設置された競技運営委員会の初代委員長として、競技の発展に尽くした小林さんは「自分にはご縁のない賞だと思っていた。ビックリしました」と話した。プレーヤー部門では中嶋が「この知らせを聞いて本当にうれしかった。負けて帰ってくる度に行き場のない怒りをぶつける、そんな出来の悪い夫を支えてくれた家内にささげたい」と涙をこらえながら話した。通算41勝のうち、ママさんゴルファーとして18勝を挙げた森口は「自信をもってやってきたわけではない。夫や回りの支えがあってこそ。この賞をいただいて、これからの責任が大きくなる」と話していた。