男子ゴルフの今季メジャー最終戦の全英オープンが14日、ゴルフの聖地・セントアンドルーズで開幕する。

初出場の比嘉一貴(27)が開幕前日の13日、松山英樹(30)金谷拓実(24)桂川有人(23)と4人でラウンドし、最終調整を行った。

10番からスタート。約3時間かけて9ホールを回った。「小さいころから憧れていた」という聖地。「楽しいですね」と声を弾ませた。一方で「フェアウエーはうねっているし、転がっていくから計算が難しい」と厳しいコースと肌で感じている。

9日にコースを確認。10日から13日まで毎日練習ラウンドを行い、計2回コースを回った形だ。9日のコース確認では、予定にはなかった17番の有名なホテル越えに挑戦。「打ちたくなってしまって打ったら、(ホテルの)目の前の看板に当たってしまって。もう5番ウッドは握りません」と苦笑い。「サイン対応した後で気まずかった。でも、いい思い出です」と前向きに話した。この日の練習ラウンドでは無事にホテルを越えた。

松山は東北福祉大時代の先輩、金谷は後輩にあたる。先輩との練習ラウンドについては「松山さんは今日はノーバーディー。それが1番の自信になりました」と冗談交じりに明かした。

松山からアドバイスをもらったものの、「練習を見て盗むというか、参考にします」とした。松山のバンカーショットを近くでじっと見つめる場面もあった。一方で、バンカーショットについては「(松山の)マネをしちゃダメ。この人だから打てるだけですね」と話した。コースの攻め方のポイントに「ダブルボギー以上は打たないこと」を挙げた。「風が吹くと難易度が違う。いつも通りのプレーができれば」と意気込んだ。(英セントアンドルーズ=近藤由美子)