ゴルファー日本一を競う男子ゴルフの国内メジャー、日本オープン選手権(12日開幕、大阪・茨木CC西C)開幕前日の11日、昨年覇者の蝉川泰果(22=フリー)が連覇に向け意気込みを語った。
昨年はアマチュアの立場でパナソニックオープンを制して臨み、95年ぶりとなるアマチュア優勝と、史上初となるアマチュアのプロツアー2勝目というダブル快挙を成し遂げた。今年はプロの立場で、過去5人(7度)が達成している連覇に挑む。
失うものがなく「あれより緊張しなかった試合はない」と話す昨年とは違い、今年は「この記者会見で引き締まってきました」。冗談を飛ばしながらも、日本オープンは「去年は優勝できた試合だけど、日本で1番を決める試合。物心ついたときから見てた試合。特別感のある試合」ときっぱり。「ディフェンディング(王者)として迎える大会。パナソニックは予選落ちとふがいない結果に終わった。最終日を迎えるまでにちゃんと面白い位置にいれれば」と意気込んだ。
9日にはプロアマでラウンド。関西特有のコーライ芝に警戒感を示しながらも、「緊張はあると思いますが、大きなミスを警戒しながら、リズムを作って流れを良くして、自分のアグレッシブさを出していければ」と前を向いた。
10日には歴代の優勝者が集まる「チャンピオンズディナー」にも参加。谷口徹からは「『ピンばっかり見るんじゃなくて、マネジメントは大事だから』という話も聞いた。ベテランプロから学べる場だったかな」と収穫もあった。
予選ラウンドはアダム・スコット、金谷拓実と同組になった。スコットについては「去年の大会や今年の全英オープンで練ラン(練習ラウンド)をさせてもらったんですけど、やっぱりすごいのひと言。小さいころから見てた選手。試合で回るのは初めてなので、ワクワクする気持ちでいっぱいです」と楽しそうに話した。
賞金ランキングは現在、4位。賞金王を目指す戦いでも重要な1戦だけに「後悔のないようにできればいいな」と気を引き締めた。
第1日は午前11時35分に1番からスタートする。【阪口孝志】

