40位で出た渋野日向子(24=サントリー)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算10アンダー、206で29位に順位を上げた。

10番パー4からスタートしていきなりボギー。嫌な滑り出しとなったが、15番パー4で、残り168ヤードの第2打をベタピンにつけて流れを変えた。「思ったよりも低いボールが行ったんで、打った瞬間に『あっ』と言ってしまったけれど、それが寄ってくれて」。同組の穴井詩からは「『あっと言ってたのに寄ってるじゃん』と言われました」と笑顔で振り返った。

その後、17番、18番と連続バーディー。後半さらに2つ伸ばした。「スタートの3パットの流れや、最近の自分の感じからいうと、頑張ったほうかなとは思う。でも、まだやれたなという部分もあったんですが」と話した。

前週のメイバンク選手権(マレーシア)第3日には4ダブルボギーを喫するなど7オーバー。前々週にも第3日に5オーバーと崩れていた。「最近は3日目に落としてしまう謎の現象がずっと起きてたんで。やっぱり自分の頭の片隅にもそれが少しあった。なんとか4アンダーで回れて良かった」。鬼門の3日目を切り抜け、安堵(あんど)の口ぶり。

ショット精度については「当たってみなきゃ分からないみたいな感覚はまだ少し残っている」としつつも、「めちゃくちゃやべえミスは最低限ですんだかな」と笑った。

最新の米女子ポイントランキングは81位。来季のシード権獲得圏の80位以内に入るには、今週と次週の2戦で結果を残す必要がある。上位陣が伸ばしているだけに、最終日に向けて「もうちょっと頑張んないと全然ダメ。1個ボギーを取ろうが、やっぱり、まだ頑張れる。あきらめずに、明日も攻めていきたい」と気持ちを込めた。