黄金世代の新垣比菜(25=ダイキン工業)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算14アンダー202で、2018年4月のサイバーエージェント・レディース以来、6年ぶりのツアー2勝目を飾った。
激しい雨の中、ウィニングパットを決めると、安堵の笑みを浮かべた。その後、キャディー、選手たちから祝福されると、涙が止まらなくなった。6年ぶりの頂点。苦闘が長かっただけに、感慨も深かった。
「自分のゴルフじゃないような不思議な1週間。これからもたくさん良い結果を出せるように頑張っていきます」
1打差首位で迎えた最終日。重圧がかかるスタートの1番パー5でバーディーを奪う。2番はボギーも、3、4番と連続バーディーで勢いに乗る。前半で1つスコアを伸ばして折り返すと、12番でバーディーを奪って後続を引き離す。その後も安定したゴルフで頂点を引き寄せた。
1998年度生まれの黄金世代。アマチュア時代にステップアップツアーで優勝するなど実績を残し、18年に黄金世代としてはツアー優勝一番乗りを果たした。同年シーズンは賞金ランク23位で終えたが、その後は苦闘が続いた。
コロナ禍で統合された20-21年シーズンからシード権を喪失。昨年もメルセデスランキング69位でシード権を逃した。今季も12試合中6試合で決勝ラウンドに進めず、最高が19位にとどまった。同ランキングも66位とシード権が遠ざかる中で、起死回生の復活優勝となった。

