2打差2位から出た石川遼(32=CASIO)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算21アンダー267で、22年三井住友VISA太平洋マスターズ以来、2年ぶり通算19勝目を挙げた。

「苦しい1日でしたけど、11番でボギーを打ってから気持ちを切り替えられた」

前半はスコアを2つ伸ばし、単独首位で折り返す。後半も混戦。11番こそボギーをたたいたが、その後4バーディーを奪うなどスコアをさらに伸ばして2年ぶりの制覇につなげた。

2週前の国内メジャーBMWツアー選手権森ビル杯ではプレーオフ進出もあと1歩で優勝を逃した。「もう19勝目か」と安堵して話したが、それだけに喜びもひとしおだった。

人気低迷が続く日本男子ゴルフ。選手会主催の今大会で大会実行委員長を務めた。「春先に決まってからミーティングをしてどう盛り上げていくか話し合ってきた。選手会主催だからこそできることは何かを探ってきた」。ファンサービスのため、テレビ放送用のマイクをつけてプレー。注目度アップへ一役を買った。「来年以降もみなさんの意見をいただいて盛り上げていきたい」。自らの優勝という、最高の方法で男子ゴルフ界に注目を引き寄せた。