ルーキーの倉林紅(21=サーフビバレッジ)が史上最多7人によるプレーオフを制し、初優勝した。優勝が決まった瞬間は涙が止まらなかった。

「ルーキーイヤーで優勝するという一番の目標を今日かなえることができて本当にうれしいです。今日こうしてこのような日を迎えられたのは、いつも支えてくれている家族やファンの皆様、たくさんの方々のサポートがあってからこそだと思っております」

過酷な展開だった。正規の18ホールは7バーディー、2ボギーの67で回り、通算12アンダー、204。

最終18番パー4をバーディー締め。菅楓華、アマチュアの長沢愛羅、永井花奈、神谷桃歌、宮沢美咲、前多愛とともに、史上最多の7人でプレーオフに突入した。

プレーオフは18番パー4の繰り返しで行われた。1ホール目はティーショットを曲げ、第2打をバンカーに入れたが、ナイスパーセーブ。1ホール目で菅が唯一ボギーを叩き脱落。6人となった2ホール目。唯一バーディーで優勝を決めた。両手を高々と挙げて喜ぶと、涙があふれ出た。

優勝スピーチの最後には「これからもっともっと強くなって、もっともっと女子プロゴルフ界を盛り上げていけるように、これからも自分らしく笑顔で頑張っていきたいと思います」と女子ゴルフ界の主軸になることを誓った。

宮城県出身者初のツアーV。また、22人のツアールーキーの中で最初の優勝者となった。

○…これまでのプレーオフ最多人数は、1984年「美津濃トーナメント」の6人。小田美岐、と阿玉、柏戸レイ子、石川三栄子、岡田美智子、三輪幸子によって争われ、小田が優勝した。

◆倉林紅(くらばやし・こう)2005年(平17)6月29日、宮城県富谷市生まれ。6歳でゴルフを始める。東北高卒。25年11月のプロテストで合格。得意クラブはアイアン。特技はどこでも寝られること。164センチ。血液型A。

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