平昌パラリンピック日本代表選手団の結団式・壮行会が26日、東京・港区の「虎ノ門ヒルズ フォーラム」で行われた。
大会は3月9日から18日まで6競技80種目が行われ、日本代表はアルペンスキー、スノーボード、クロスカントリースキー、バイアスロン、アイスホッケーの5競技に38選手(女子5選手)が出場する。
選手団主将を務めるアイスホッケーの須藤悟(47)は、静かな口調で責任を全うすることを誓った。「主将を任されたことを光栄に思います。大会中に他の競技も見てみたいし、選手村では多くの選手に積極的に声をかけてリラックスできるように心掛けたい」。4度目のパラリンピック出場で、これまでは選手としてプレーに専念してきた。世界屈指のDFとして10年バンクーバー大会では銀メダル獲得の原動力にもなっている。しかし、今回の平昌では日本選手団全体に心を配っていくつもりだ。
アイスホッケー日本代表でも主将で、精神的な支柱でもある。ただ、選手としては決して万全の状態ではない。1月末のイタリア遠征で右足首を骨折。帰国後に手術を受けて患部を固定している状態だが、先週末の国内最終合宿には参加してチームメートとのコンビネーションを確認した。「まだ痛みはあるし、接触プレーにも不安はあります。でも、やるしかないですからね」。
1月に長野で開催された国際招待試合と、その後のイタリア遠征でイタリア、米国、韓国、チェコ、ノルウェーなどの強豪と対戦した。平昌の1次リーグでは韓国、米国、チェコと同組で2位以上なら準決勝に進める。「1月から続けて氷に乗れているのでチーム状態はいい。平昌で同じグループの国と事前に対戦できた。結果はよくなかったが、そのことを逆にプラスに考えていきたい」。現在、日本の世界ランクは8位。出場8カ国中最下位だが、2大会ぶりの出場で再び世界を驚かせる快進撃を期している。

