06年トリノ五輪スノーボード代表でタレントの成田童夢(32)が17日、自身のブログを更新し、平昌(ピョンチャン)パラリンピック・スノーボードバンクドスラローム男子下肢障害で金メダルを獲得した弟緑夢(24=近畿医療専門学校)の反響の大きさに驚いた。

 17日に帰国した童夢は新聞全紙を確認し、改めて弟の勇姿を振り返った。一般紙とスポーツ紙を机上に並べて「(掲載された)数がすごい!! そんなつもりは全くないけど、ファンになった気分ですW」と喜び、「それにしても一般紙のグリムの取り上げ方が本当にすごい! スポーツ面だけでなく社会面でも取り上げて頂いて本当にありがとうございます!! それだけ、パラリンピック、そしてグリムに光を当てて頂いて兄として大変うれしいです!!」とつづった。

 現地観戦した童夢は、大きく「夢 Grim」と書かれた“緑夢Tシャツ”を着て応援。優勝が決まった瞬間、隣にいた母桂さんと抱き合って「いまだかつてない感動をもらった。最高のアスリートで最高の弟。誇りに思います」と感極まっていた。