前回ロンドン大会で4位だった車いすラグビーの日本は悲願のメダルへ挑戦する。この4年で着実な成長を遂げて世界ランキング3位となり、満を持して勝負の地へ。エースの池崎大輔(三菱商事)は「4年前の悔しさは一日も忘れていない。結果にこだわる」と激しく闘志を燃やす。
抜群のスピードを誇る池崎と、精度の高いロングパスを駆使する主将の池透暢(日興アセットマネジメント)による攻撃は世界のトップ級にも十分威力を発揮する。パラリンピック初出場となる26歳の乗松聖矢(SMBC日興証券)ら脇を固める面々がレベルアップし、選手層の厚みが増したのも心強い。
米国、カナダ、オーストラリアの3強に割って入るため、直前まで海外勢の強力なフィジカル対策に時間を割いた。激しいプレッシャーを想定して健常者を入れた紅白戦などをこなし、荻野晃一監督は「プロセスを大事にして準備を重ねてきた」と自信を示す。
2020年東京大会の開催決定で認知度は徐々に高まり、車いすラグビーは今や注目競技の1つとなった。池は「結果を出して、皆さんにもっと知ってほしい」と、さらなる発展を熱く願う。


