フィギュアスケート女子で平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)に出場する宮原知子(19=関大)が8日、試合会場となる江陵アイスアリーナのメインリンクで初めて練習を行った。

 前日7日は韓国入り後、練習用リンクで体慣らし。この日は試合会場の雰囲気を感じ取り「(氷は)すごく滑りやすくて、スケーティングもジャンプもいい感じになりそう。会場全体の雰囲気とか『オリンピックだな』って感じる部分が多くてワクワクします」と笑顔を見せた。

 4大陸選手権のフリーで転倒した3回転サルコーを熱心に練習し「いろいろ自分でも探っている。なぜかサルコーが一番はまらない。他のジャンプに比べると確率が悪い」と課題を語る。その上で「具体的な目標はノーミスすること。できることをしっかりやるっていうのが今回の目標です」とキッパリ。9日から始まる団体戦では、11日の女子ショートプログラム(SP)に出場することになりそうだ。