平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)に臨んでいるフィギュアスケート日本代表の小林芳子監督(62)が10日、前日9日から2日間にわたって女子公式練習に姿を見せなかった坂本花織(17=シスメックス)の状況について説明した。前日には「休養しています」と話していたが「ソウルで練習していました」と明かした。

 小林監督によると、8日の江陵アイスアリーナでの午前練習後にソウルへ移動。日本スケート連盟が事前に用意していたリンクで、9日は3時間ほど汗を流したという。理由には練習時間の確保を挙げた。11日に行われる団体女子ショートプログラム(SP)の出場選手エントリーが10日午前10時だったこともあり、情報発信に制限をかけていた。

 この日の午後4時40分からの練習は、日本勢で11日の団体女子SPに出場する宮原知子(19=関大)のみが参加。坂本は選手村に戻り、11日の公式練習から再合流する。