フィギュアスケート女子のエース宮原知子が今日11日の団体女子SPで五輪デビューを果たす。10日は江陵アイスアリーナの練習用リンクで最終調整し「今日になってやっと調子が上がってきた」と苦戦していた3回転サルコーなどをしっかりと決めた。

 前日9日は男子SPでトップに立った宇野昌磨らを、チームシートから応援。同い年の健闘を見て「さすが昌磨くんだなと思った」と刺激を受け取った。メドベージェワら実力者が集うが「五輪にかかわらず、強い選手には(試合で)絡む。スケートを成長させてくれる」と激戦を歓迎した。

 昨季は左股関節の疲労骨折で、五輪のプレ大会となった4大陸選手権を辞退。苦しんだ1年の成果を「『頑張らないと』っていう気持ちでいっぱい」と意気込む大舞台にぶつける。