昨季世界選手権2位の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)はSP104・17点で3位に入った。

 宇野の一問一答は次の通り。

 -演技後の気持ち

 宇野 今シーズンはフリーもだが、SPがなかなかまとまっていなかったので、満足いく演技が最後にできガッツポーズが出た。いろんなミスが多かったので完璧な演技とは言い難いが、満足している。

 -試合に臨む気持ち

 宇野 今シーズンの中では一番高ぶりがあった。何が理由かは分からないが、少し緊張感もあるなという中で、体が動きすぎている、どう対処しようかという気持ちだった。

 -萎縮しなかったか

 宇野 なかった。(トリプル)アクセル、スケーティングでもつまずいていたが、何とか抑えることができた。平常心で自分のやってきたことを信じるだけと試合に臨んだ。

 -フリーは

 宇野 4回転を4度跳ぶ予定。4回転の種類が多く必要とされているのは分かるが、僕に一番必要なのはジャンプの質やプログラムの完成度。ショート(プログラム)と同様、満足できる演技がしたい。