羽生を指導するブライアン・オーサー・コーチは、演技を終えた教え子と抱き合った。昨年11月の右足首負傷からの復活に「数週間前に全てがかみ合ってきて、素晴らしい滑りをすると思っていた。彼を誇りに思う」と手放しで称賛した。

 現地入り後「(羽生を)過小評価してはいけない」と言い続けた名コーチは好演技の理由について「ユヅは氷に乗れない時から、よくジャンプのイメージトレーニングをしていた」と明かした。