ドーピング問題の影響で個人資格の「ロシアからの五輪選手(OAR)」として参加しているフィギュアスケート女子のエフゲニア・メドベージェワ、アリーナ・ザギトワらが18日、合宿を行った新潟から韓国に向けて出発した。女子ショートプログラム(SP)は21日に行われる。

 市職員らがロシア国旗を振って健闘を祈る中、選手たちは小さく手を振り、笑顔を見せた。ロシア連盟の役員は、男子で金メダルを獲得した羽生結弦(ANA)、銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)に触れ「ロシアの選手たちはとても良い状態だ。彼らと同じ成果を目指して頑張りたい」と語った。