「スマイルジャパン」が最高の笑顔で平昌に向かう。平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)に出場するアイスホッケー女子日本代表は30日、東京・DyDoアリーナで国際壮行試合に臨み、チェコに4-1で勝利した。開始59秒でFW久保英恵(35=西武)が先制点を奪うと、その18秒後にはFW高涼風(21)が連続得点。終始ペースを握って圧勝した。五輪前最後の大会はドイツ戦を含め4戦全勝と、勢いに乗って本番に臨む。

 本番前、最後の試合をゴールラッシュで終えた。壮行大会最終戦のチェコ戦は4-1と完勝。大沢主将は「ポジティブなままで平昌に入れる」と笑みを浮かべた。前回ソチ五輪は5戦全敗だった。この4年間で、大沢も含め、海外リーグに出た選手も増加。だれもがチームのレベルアップを実感する。チームリーダーは「五輪に出るチームからメダル争いできるチームになった。自覚を持って戦いたい」と力強かった。