１０チームによる平昌冬季五輪フィギュアスケート団体で、宮原知子（１９＝関大）が女子ショートプログラム（ＳＰ）で６８・９５点で４位、順位点の合計を２６点とし４位で団体フリーに駒を進めた。アイスダンスＳＤでは、村元哉中（かな、２４）クリス・リード（２８＝ともに木下グループ）組が６２・１５点で５位の６点を獲得した。
総合順位
| 順位 | 得点 | チーム | 男子 | 女子 | ペア | アイスダンス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| １ | 35 | カナダ | ８ | ８ | ９ | 10 |
| ２ | 31 | ＯＡＲ | ３ | 10 | 10 | ８ |
| ３ | 29 | 米国 | ７ | ６ | ７ | ９ |
| ４ | 26 | 日本 | 10 | ７ | ３ | ６ |
| ５ | 29 | イタリア | ６ | ９ | ４ | ７ |
| ６ | 18 | 中国 | ４ | ４ | ６ | ４ |
| ７ | 16 | ドイツ | ２ | ３ | ８ | ３ |
| ８ | 13 | イスラエル | ９ | １ | ２ | １ |
| 10 | 13 | 韓国 | ５ | ５ | １ | ２ |
| ９ | 13 | フランス | １ | ２ | ５ | ５ |
＜出場国＞ 日本、韓国、中国、米国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、イスラエル、ＯＡＲ
◆フィギュアスケート団体 前回ソチ五輪から採用された。１０チームが出場。男女各１人、ペア、アイスダンス各１組でチームを構成し、種目ごとに１位に１０点、２位に９点…１０位に１点が与えられ、チームごとの順位点合計で争う。ＳＰの上位５チームがフリーに進む。２種目まではＳＰとフリーで異なる選手を起用可能。個人種目が始まる前に計３日かけて実施される。ソチでは開催国のロシアが優勝し、羽生を擁した日本は５位に終わった。
団体女子ＳＰ成績・１１日
| 順位 | 選手 | 得点 |
|---|---|---|
| １ | エフゲニア・メドベージェワ（ＯＡＲ） | 81.06 |
| ２ | カロリナ・コストナー（イタリア） | 75.10 |
| ３ | ケイトリン・オズモンド（カナダ） | 71.38 |
| ４ | 宮原知子（日本） | 68.95 |
| ５ | ブレイディ・テネル（米国） | 68.94 |
| ６ | チェ・ダビン（韓国） | 65.73 |
| ７ | 李香凝（中国） | 58.62 |
| ８ | ニコル・ショット（ドイツ） | 55.32 |
| ９ | マエベレニス・メイテ（フランス） | 46.62 |
| 10 | エイミー・ブキャナン（イスラエル） | 46.30 |
- フィギュア団体女子ＳＰ 演技する宮原（撮影・ＰＮＰ）
- フィギュア団体 女子ＳＰで演技する宮原（撮影・山崎安昭）
団体アイスダンスＳＤ成績・１１日
| 順位 | 選手 | 得点 |
|---|---|---|
| １ | テッサ・バーチュー / スコット・モイヤー（カナダ） | 80.51 |
| ２ | マイア・シブタニ、アレックス・シブタニ（米国） | 75.46 |
| ３ | エカテリーナ・ボブロワ、ドミトリー・ソロビエフ（ＯＡＲ） | 74.76 |
| ４ | アンナ・カッペリーニ、ルカ・ラノッテ（イタリア） | 72.51 |
| ５ | 村元哉中、クリス・リード（日本） | 62.15 |
| ６ | マリージャード・ローリオ、ロマン・ルギャック（フランス） | 57.94 |
| ７ | オウ・シゲツ、リュウ・キンウ（中国） | 56.98 |
| ８ | カビタ・ローレンツ、ヨティ・ポリゾアキス（ドイツ） | 75.36 |
| ９ | ミン・ミラ、アレクサンダー・ガメリン（韓国） | 51.97 |
| 10 | アデル・タンコバ、ロナルド・ジルバーベルク（イスラエル） | 44.61 |
- フィギュア団体 アイスダンスＳＤで演技する村元とリード（撮影・山崎安昭）
- フィギュア団体 アイスダンスＳＤで演技する村元とリード（撮影・山崎安昭）
- フィギュア団体 アイスダンスＳＤで演技する村元とリード（撮影・山崎安昭）
団体ペアＳＰ成績・９日
| 順位 | 選手 | 得点 |
|---|---|---|
| １ | エフゲニア・タラソワ、ウラジーミル・モロゾフ（ＯＡＲ） | 80.92 |
| ２ | ミーガン・デュアメル、エリック・ラドフォード（カナダ） | 76.57 |
| ３ | アリョーナ・サブチェンコ、ブルーノ・マソ（ドイツ） | 75.36 |
| ４ | アレクサ・シメカクニエリム、クリス・クニエリム（米国） | 69.75 |
| ５ | 于小雨、張昊（中国） | 69.17 |
| ６ | バネッサ・ジェームズ、モルガン・シプレ（フランス） | 68.49 |
| ７ | ニコル・デラモニカ、マッテオ・グアリゼ（イタリア） | 67.62 |
| ８ | 須崎海羽、木原龍一（日本） | 57.42 |
| ９ | ペイジ・コナーズ、エフゲニー・クラスノポルスキー（イスラエル） | 54.47 |
| 10 | 金奎誾、甘強燦（韓国） | 52.10 |
- 団体ペアＳＰ 演技する須崎海羽、木原龍一組（撮影・ＰＮＰ）
- 団体ペアＳＰ 演技する須崎海羽、木原龍一組（撮影・ＰＮＰ）
- 団体ペアＳＰ ３回転ツイストリフトを決める須崎海羽、木原龍一組（撮影・ＰＮＰ）
団体男子ＳＰ成績・９日
| 順位 | 選手 | 得点 |
|---|---|---|
| １ | 宇野昌磨（日本） | 103.25 |
| ２ | アレクセイ・ビチェンコ（イスラエル） | 88.49 |
| ３ | パトリック・チャン（カナダ） | 81.66 |
| ４ | ネーサン・チェン（米国） | 80.61 |
| ５ | マッテオ・リッツォ（イタリア） | 77.77 |
| ６ | チャジュンファン（韓国） | 77.70 |
| ７ | 閻涵（中国） | 77.10 |
| ８ | ミハイル・コリャダ（ＯＡＲ） | 74.36 |
| ９ | パウル・フェンツ（ドイツ） | 66.32 |
| 10 | シャフィク・ベセギエ（フランス） | 61.06 |
宇野昌磨
冒頭の４回転フリップは着氷時、バランスを崩し手をつく。中盤の４回転トーループ－３回転トーループは華麗に着氷。トリプルアクセルは難なく着氷。演技後は笑顔を見せた。
- フィギュア団体男子ＳＰを演技する宇野（撮影・山崎安昭）
- フィギュア団体 男子ＳＰ 演技の途中で笑顔を見せる宇野（撮影・山崎安昭）
- 団体男子ＳＰ 演技する宇野昌磨（撮影・ＰＮＰ）
- フィギュア団体 男子ＳＰで演技を終えた宇野（手前左）は樋口コーチ（同右）と笑顔を見せる。後方左から村元、宮原、リード（撮影・山崎安昭）
