五輪初出場の小林陵侑(21=土屋ホーム)が日本勢最高の7位入賞を果たした。1回目は108メートルで9位。2回目も108メートルを飛び順位を上げた。

 ジャンプ後はひょうひょうとした表情で「自分の力以上のものが出せたんじゃないかと思う」と第一声。2本目は風が不安定で、待たされてのジャンプとなったが「足先の感覚がなくなったけどうれしいです。色んなことが起こると思った」。

 16日のラージヒル、19日の団体に向け「ラージヒルでも自分のジャンプをして、チームに貢献できるように頑張ります」と話した。

 日本勢は、史上最多8度目の冬季五輪に臨んだ葛西紀明(45=土屋ホーム)が1回目104・5メートル、2回目99メートルで21位。伊東大貴(32=雪印メグミルク)が1回目103メートル、2回目102メートルで20位。小林潤志郎(26=雪印メグミルク)は1回目93メートルで31位に終わり、50人中上位30人が進める2回目進出を逃した。