日本チーム最年少の国武大晃(16=STANCER)、大久保勇利 (17=ムラサキスポーツ)はともに決勝進出を逃した。

 この日が16歳の国武は1、2回目ともにジャンプで着地に失敗し43・16の14位。大久保は2回目に75・05をマークしたが惜しくも8位。ともに6位以内に入ることはできなかった。

 予選1組目の決勝進出選手はクレベラン、ロイズランド、ベルグレム(以上ノルウェー)、ガルシアナイト(ニュージーランド)、トゥータン(カナダ)、マットソン(スウェーデン)の6人。

 上位12人で行われる決勝は11日に行われる。

 ◆スノーボード・スロープスタイル競技メモ

 ▽ルール 14年ソチ五輪から採用された種目。斜面をボードで滑りながら、前半はレール、ボックスなどの障害物で、後半はジャンプ台で技を繰り出し、それを採点された得点で競う。障害物の上を滑る技術や空中技の難度などを6人の審判員が1人100点満点で採点。最高と最低の点を除いた4人の得点の平均点が、その演技の得点となる。予選は2回、決勝は3回滑り、最も高い得点が採用される。

 ▽日程 男子予選が10日、女子予選、男子決勝が11日、女子決勝が12日に行われる。予選から決勝に進めるのは上位12人のみ。

 ▽コース スタートからゴールまでが高低差150メートル以上で、傾斜は12度以上。