日本女子が金メダルを獲得した平昌(ピョンチャン)オリンピック、スピードスケート団体パシュートを21日に生放送した日本テレビ系の平均視聴率が関東地区で23・3%、関西地区で23・8%(午後7時55分から179分間)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 日本は2分53秒89の五輪新記録で悲願の金メダルを獲得した。準決勝のカナダ戦を高木美帆、高木菜那、菊池彩花で突破し、決勝は菊池と佐藤綾乃を入れ替えて臨んだ。高木姉妹は、10年バンクーバー五輪は美帆、ソチ五輪は菜那だけが出場。2人そろった初の五輪で、表彰台の中央に並び立った。

 高木美は日本女子で初めて1大会で金、銀、銅の全メダルを獲得。今大会の日本のメダル総数は11個となり、最多だった98年長野五輪の10個を超え、史上最多となった。