【阪神村上頌樹】チーム背負う覚悟語る「頭のすみっこにずっと」11年前ルーツに迫る

阪神の気になる話題を取材して紹介する「虎を深掘り。」。今回は堀まどか記者が村上頌樹投手(27)のチームを背負う覚悟に迫りました。右腕は4月3日の広島戦(マツダスタジアム)で今季初勝利を挙げました。開幕投手に白星がつき、リーグ連覇へスタートダッシュをかける態勢は万全です。虎の最強投手陣を牽引する村上の11年前のルーツとは…。

プロ野球

★智弁学園エースを変えた小坂監督の一言

  • 15年秋、大阪桐蔭戦後に叱られた真実
  • 監督が植え付けた「チームを背負う覚悟」
  • 母校とのつながりを保つオフの過ごし方

◆村上頌樹(むらかみ・しょうき)1996年(平8)6月25日生まれ、兵庫・南あわじ市出身。智弁学園では3年春のセンバツで、決勝の高松商戦で延長11回に自らサヨナラ打を放って優勝。東洋大を経て、20年ドラフト5位で阪神入団。3年目の23年、4月22日中日戦で初勝利を完封で飾ると、2桁勝利、防御率1・75と大ブレーク。チームの日本一に貢献し、MVP、新人王を受賞。昨季は最多勝、最高勝率、最多奪三振の3冠。175センチ、84キロ。右投げ左打ち。

3月27日、巨人との開幕戦に先発する村上

3月27日、巨人との開幕戦に先発する村上

8年前の取材で心に引っかかっていたこと

智弁学園(奈良)時代に村上を取材して以来、心に引っかかっていたことがあった。16年の選抜大会で初優勝したとき、紙面の原稿に小坂将商監督(48)から聞いた話を入れた。

前年秋の近畿大会準々決勝で、大阪桐蔭に4―9と完敗。試合後、取材を受けたくない気持ちを顔に出したことを監督は叱った。9失点完投負けで近畿4強を逃し、翌春のセンバツに当確ランプをともせなかった自身に猛烈に腹を立てていたことを、監督はわかっていた。それでも、叱りつけた。そこから村上は変わっていったという。それを書いたが、本人の思いを聞いていなかった。

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古代の王国トロイを発見したシュリーマンにあこがれ、考古学者を目指して西洋史学科に入学するも、発掘現場の過酷な環境に耐えられないと自主判断し、早々と断念。
似ても似つかない仕事に就き、複数のプロ野球球団、アマ野球、宝塚歌劇団、映画などを担当。
トロイの 木馬発見! とまではいかなくても、いくつかの後世に残したい出来事に出会いました。それらを記事として書き残すことで、のちの人々が知ってくれたらありがたいな、と思う毎日です。