【鈴木優のYu's Eye】伝説の「中0日の夜」超えた山本由伸、3連覇への決意

元オリックス、巨人の鈴木優氏(29)が、日刊スポーツ特任記者として「Yu’s Eye」で、ドジャース山本由伸投手(28)にポストシーズンに臨む思いや調整法を聞きました。

昨季は、ブルージェイズとのワールドシリーズで3勝を挙げ、MVPを獲得。第6戦で先発で勝利し、第7戦での中0日のリリーフ登板はメジャー史に伝説を残しました。

ドジャースが登場する地区シリーズは10月3日(日本時間4日)に開幕。今季レギュラーシーズンでの投球も振り返ってもらいながら、ワールドシリーズ3連覇を目指す由伸の「決意」に迫りました。

MLB

★山本由伸が語った主な内容

  • シーズンを終えて実感「本当にこれから」
  • 来季へ見据える「今年取れなかった」もの
  • 中0日の伝説の夜 今だから語れる本音

◆鈴木優(すずき・ゆう)1997年(平9)2月5日生まれ、東京都出身。都立の雪谷出身で、3年夏は東東京大会8強。14年ドラフト9位でオリックス入団。15年9月30日西武戦で1軍デビュー。20年は13試合に登板し、同年7月1日の西武戦で初勝利。21年に巨人と育成契約も、オフに現役引退。プロ通算27試合に登板し、1勝3敗1セーブ。23年に米国ロサンゼルスに留学。24年からドジャースの番記者として活動。オリックスで5年間チームメートだった山本投手とは、「由伸」「優さん」と呼び合う仲。26年から日刊スポーツ特任記者。日刊スポーツ・プレミアムで「Yu’s Eye」を配信し、現地から日本人メジャーリーガーの秘話などをリポートしている。


◆山本由伸(やまもと・よしのぶ)1998年(平10)8月17日、岡山県備前市生まれ。都城高から16年ドラフト4位でオリックス入団。背番号は当初43で、19年から18に変更。17年8月20日ロッテ戦で1軍初登板。19年最優秀防御率を獲得。21年から3年連続で投手4冠(最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率)と沢村賞を達成。同年と22年、23年にパ・リーグMVP。22年6月18日西武戦と23年9月9日ロッテ戦でノーヒットノーランを達成。2年連続ノーヒットノーランはNPB史上初。NPBでの通算成績は172登板、70勝29敗、防御率1・82。23年オフにポスティングシステムでドジャースに移籍。24年にドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献し、25年のワールドシリーズでは3勝を挙げてMVPを獲得、2年連続世界一に貢献した。19年プレミア12、21年東京五輪、23年WBCでいずれも日本代表として優勝。26年もWBC出場。178センチ、80キロ。右投げ右打ち。

世界一を決め、雄たけびを上げるドジャース山本由伸(25年11月1日)

世界一を決め、雄たけびを上げるドジャース山本由伸(25年11月1日)

地区優勝は通過点 「ここから先は長いですよ」

ポストシーズンに向けた公開練習の前、クラブハウスがメディアに開放された。チーム内に浮かれた空気はない。視線の先にあるのは、ワールドシリーズ3連覇のみ。地区優勝を通過点としか見ていない空気は、選手やスタッフの言葉からもにじみ出ている。

先日、由伸と話す機会があった。シーズン最後の登板が終わり、率直に「早く感じるか」と聞いた。

返ってきた答えは、迷いのないものだった。

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野球

鈴木優Yu Suzuki

Tokyo

1997年(平9)2月5日生まれ、東京都出身。
都立の雪谷出身で、3年夏は東東京大会8強。14年ドラフト9位でオリックス入団。
15年9月30日西武戦で1軍デビュー。20年は13試合に登板し、同年7月1日の西武戦で初勝利。21年に巨人と育成契約も、オフに現役引退。プロ通算27試合に登板し、1勝3敗1セーブ。
23年に米国ロサンゼルスに留学。24年からドジャースの番記者として活動。26年から日刊スポーツ特任記者。