今回は防府競輪がテーマだ。先日の熊本G1全日本選抜(優勝は脇本雄太)から今年のビッグレース戦線がスタートした。次のビッグは3月19~22日に防府で開催されるG2ウィナーズカップだ。
防府は22年から2年の工期と29億円の費用を投じてメインスタンドとバンクの改修を行った。それは今回のウィナーズCを誘致するためでもあった。
直近では15年にG2共同通信社杯を開催しているが、関係者の思いとして「このままの古い施設では次のビッグレースは誘致できない」と、ハード面に課題を感じていた。その思いをクリアしたのが24年10月に完成した新施設だった。競輪場としての完成度の高さは誰もが認める。それ以外にも力を注いだのが「市民に使ってもらえる施設」という発想だった。
場内に併設されたKEIRINパークには遊具のほかに、自転車乗り方教室などを開催して、小さな子どもの親たちからは「ここで練習して自転車に乗れるようになった」という声が届いた。職員にとって、行政マンとしての誇らしさを感じる出来事だった。
今後も防府競輪は業界のニーズに合った積極的な運営を目指していく。その中で競輪担当として、ファンの声を届ける者として、ぜひ取り組んでほしいことがある。照明施設の設置だ。他の公営競技との競争に勝つためにナイターやミッドナイト開催実施は避けて通れない。業界の“ウィナーズ”になるための積極的な施策を楽しみにしている。






















