大畑裕貴が優勝候補の一角・野口裕史との対戦(6R)に燃えていた。「当たるのは初めてですね。もちろん(野口が)強いのはよく知っていますよ」と、言葉とは裏腹に表情は明るい。

 落車の影響もあって近況は勝ち星から遠ざかっているが、復帰後は一走ごとに動きやレース勘が戻ってきている。主に練習は街道で、片折亮太、久木原洋、藤田竜矢、茂木和臣などにもまれる日々。「今回はレース間隔があいていたのでしっかり練習ができた。その成果を出したい」と語気を強めた。

 16年前期までS級に在籍し、同級で優勝もある実力者。野口のパワーにどう立ち向かうのか、注目だ。