山口拳矢(25=岐阜)が準決11Rで上がりタイム10秒7の快速まくりを決めて完勝した。

離れながら何とか食い下がった近藤龍徳が「マジで強ええ! よく付いていった、って書いといて下さい」と脱帽だった。

予選(2着)は打鐘からカマすロングスパート。準決は河端朋之、小森貴大の積極型が相手で、まくりに構えた。「河端さんのかかりがすごかった。中団の小森さんも追いつかなかったから流れ的には厳しかった」。それでも力で乗り越えた。

決勝へ向けて「ちょっと出足の切れが物足りないけど、特に修正はしません。ゆっくり寝るだけです」と笑顔。やっぱりモノが違う。