G2第7回全国ボートレース甲子園(8~13日)が、ボートレースびわこで始まる。栄冠は君に輝く、プラカードの入場行進、深紅の優勝旗…。その名の通り、ボートレースと野球がミックスした今節。特別なレースを前に、普段は相まみえない世界の2人が集った。山梨学院時代は二塁手だった2025年SG2冠の佐藤隆太郎(31=東京)、20年に1人の逸材と呼ばれる楽天宗山塁遊撃手(22)が、二遊間らしく息の合ったトークを展開した。

初対談を果たした佐藤隆太郎(左)と宗山塁
初対談を果たした佐藤隆太郎(左)と宗山塁

もみあげからあごにかけて蓄えたひげ、右耳にキラリと輝くピアス。既に今年の獲得賞金1億円超。キャリア11年目の佐藤は、髪をガッチリとセットし、足元まで黒で固めたシックな装いで現れた。1年目ながら背番号1を背負う宗山は、ネイビーの上下スーツに黒のTシャツに白いスニーカーで登場。ワイルドな佐藤、フレッシュな宗山。両者が鎮座した。


互いにチラッ、チラッと見合うが、視線が交わることはない。張り詰める空気。佐藤が前に出た。


佐藤 プロ野球選手はずっと憧れていた存在だったので、恐れ多いですね。かっこいい。女性ファンに申し訳ないなと。この距離感で(笑い)


宗山 いやいや…。


佐藤の華麗な滑り出し。宗山のこわばった表情も和らいだ。


――宗山選手は遊撃手。佐藤選手は現役時代は二塁手でしたが、ずばり聞きます。ゲッツーは6-4-3派? 4-6-3派?


佐藤 どっちでもいいでしょ!(笑い)宗山選手、ありますか?


宗山 自分がショートやると仮定して、6-4-3の方が気持ちいいですね。自分からアウトにする感じがあるので。


佐藤 いや~…。そういうところの差ですよね…。プロ野球選手になれるか…。高校時代の自分に伝えたいですね(笑い)


――今回、ボートレース甲子園の開催記念として、ボートレース界のゴールデンレーサーを目指す佐藤選手、球界のゴールデンルーキー宗山選手に集まってもらいましたけども、2人にとって、甲子園とは?


宗山 2回出させてもらいましたけど、自分は悔しい思い出が強く残っていますね。でもそれがあって、その後、より頑張ろうと思いましたし、経験であり、それからの野球人生の糧になったのかなと思います。


佐藤 自分は1個上と、1個下の代が甲子園に行ったので、甲子園に帯同できたので良かったかなと思います(笑い)


――どんな野球少年でしたか


佐藤 高校時代の実力で言うと、宗山選手の小6くらい(笑い)

 
 

聖地に手が届いても、届かなくとも、ボートレースは「だれもが躍動する、スポーツ」。現役最年長は76歳。


宗山 え!? 76歳ですか? それはすごいなと思いますし、他の競技にない部分ですね。


老若男女、さまざまな世代がトップを目指している。


佐藤 自分はプロ野球選手になれなかったから、ボートレースに出会えて選手になれた。ボートレースは自分で切り開いていける。全て数字に出ますし、勝率、獲得賞金。自分がやっただけ返ってくるのが魅力です。


世代、競技は違えど、二遊間らしく、息の合った2人の話は尽きなかった。


対談後には、1打席限定で野球盤の対決も実施した。現役ボートレーサーVS現役プロ野球選手。異色の対決の行方は-。対談、野球盤対決の様子はYouTube「日刊スポーツ野球チャンネル」で配信中。どうぞお楽しみに。


<日刊スポーツ野球チャンネルで公開中>

前編 https://youtu.be/pB86yEWRksA 

後編 https://youtu.be/MOCZF8yX92A 

 
 

◆佐藤隆太郎(さとう・りゅうたろう)1994年(平6)5月7日生まれ、東京・八王子市出身。山梨学院高卒。115期生として14年11月多摩川でデビュー。今年3月若松クラシックでSG初優出で初優勝、続く5月丸亀オールスターでSG連続V。初優勝から2連続SG制覇は、37年ぶり史上4人目の快挙。167センチ、54キロ。血液型O。


◆宗山塁(むねやま・るい)2003年(平15)2月27日生まれ、広島・三次市出身。広陵(広島)1年夏からベンチ入りし、甲子園に2度出場。明大では東京6大学リーグ史上12人目の100安打、2桁本塁打を達成。2、3年時大学日本代表。24年ドラフト1位で5球団競合の末、楽天入り。175センチ、79キロ。右投げ左打ち。



◆展望 出身地ごとに出場選手が決まる今大会。京都代表の馬場貴也が優勝候補だ。ボートレース界屈指のスピードターンの持ち主で、地元では21年以降、優出時の3連対率100%。地元優勝戦に乗った時の馬場は強い。慣れ親しんだ地元水面で、全国から集結する猛者を打ち破り、深紅の優勝旗を手にする。


ボートレース界のスター峰竜太は、今年序盤はけがの影響があったものの、5~6月にSG連続優出を果たして復調ムード。昨年GP優勝戦2着の桐生順平らに加え、史上唯一の女子SGレーサー遠藤エミが地元滋賀の代表として登場する。北は北海道から、南は九州・沖縄まで、同郷のレーサーを応援しよう!

 
 

◆プレゼント (1)佐藤、宗山両選手がプレーした野球盤(2)宗山の使用済みの打撃用革手袋(3)佐藤の登録番号入りSGパンツ(4)佐藤がSG連覇したボートレースオールスターのマフラータオル(5)2人のチェキ(全てにサイン入り)を各1名計5人にプレゼント。希望者ははがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、欲しいアイテムの番号(1人1点のみ)を記入。〒104・8055(住所不要)日刊スポーツNEWS公営戦略部「ボートレース甲子園企画プレゼント係」へ。メールは present.k@nikkansports.co.jp へ。18日必着。

(1)佐藤、宗山両選手がプレーした野球盤
(1)佐藤、宗山両選手がプレーした野球盤
(2)宗山の使用済みの打撃用革手袋(3)佐藤の登録番号入りSGパンツ(4)佐藤がSG連覇したボートレースオールスターのマフラータオル
(2)宗山の使用済みの打撃用革手袋(3)佐藤の登録番号入りSGパンツ(4)佐藤がSG連覇したボートレースオールスターのマフラータオル
(5)2人のチェキ
(5)2人のチェキ

◆ボートレーサー募集 一般財団法人日本モーターボート競走会は、1日からボートレーサー第140期の募集を開始した。基本条件は「15歳以上、30歳未満」「身長は男女とも175センチ以下」「体重は男子49~57キロ、女子44~52キロ」。養成費用は無償。平均年収2000万円のプロの世界へ。詳細は https://info-boatrace.jp/ から。