ファン投票3位の佐藤水菜(26=神奈川)が6番手まくりで優勝を飾った。最終3角から先頭に立つと、ゴール前は2着以下に5車身以上の差をつけた。大会ポスターに描かれたヒロインが掲げる「ブッちぎるのはこのアタシ」を地でいく活躍を見せた。大会初代覇者となり、ガールズグランプリに4つのG1を全て制するガールズケイリン初の「グランプリスラム」も達成した。

表彰式で涙ぐみながら「たくさんの声援、ありがとうございました」とファンに感謝を伝えた。「500バンクは難しく、メンバーも強い。(力を)出し惜しみなく発揮することを心がけた。自分のタイミングで仕掛けたが、500バンクは(ゴールまでの距離が)あとどのぐらいか。もう、がむしゃらに全力で踏み込んだ。初手の位置で前の方にいたことと、誘導が退避するまで足をためられたことが勝因」と語った。

そして「来週には(競技の)全日本選手権(22日開幕・伊豆ベロドローム)がある。頑張る」と続けた。また、あらためて「オールスターはドリームに選んでいただいた。(ファンへ)恩返しできたと思う。うれしいです」と繰り返した。

男子では脇本雄太しか達成していないグランプリスラムに輝き、まさに国内敵なし。世界女王への歩みを進めていく。