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阿部限界肉体で3バック統率/クラブW杯

後半、エトワール・サヘルFWベンディファラーをマークする浦和DF阿部
後半、エトワール・サヘルFWベンディファラーをマークする浦和DF阿部

<クラブW杯:浦和2-2(PK4-2)エトワール・サヘル(チュニジア)>◇16日◇横浜国際◇3位決定戦

 最後の最後まで、MF阿部の精神力は強靱(きょうじん)だった。PK戦2本目のキッカー。相手GKが右に飛ぶのをギリギリまで見極めて、ゆっくりとしたボールを正面に蹴りこんだ。「3位と4位は違うもの。メダルも取れるし、浦和の名を残すためにも3位は取らないといけないと思っていた」。責任から解放された柔和な表情で話した。

 この日の今季最終戦はクラブでの52戦目だった。「(移籍1年目の)今年はやらなきゃいけない年。プロ1年目のつもりでプレーした」。出場停止や温存といった理由以外では試合に出続けた。だが酷使した肉体は限界に近かった。9月に約2週間休養する要因となった腰痛はここに来て悪化。最近は練習が終わっても入念なマッサージを受けるため、クラブハウスを後にするのは3、4時間後になった。

 だが己との戦いに打ち勝った。この日も、故障で欠場したDF闘莉王に代わり、3バックの中央に入った。今季6つのポジションをこなし、ACL制覇の原動力となった。「昔はケガのイメージはあったけど、少しは丈夫になったかな」。ユース、五輪世代の時は故障続きでガラスのようなイメージだったが、今年の活躍で周囲の見方も一変。07年、阿部は鉄人ぶりを印象付けた。

[2007年12月17日9時25分 紙面から]

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