マーヴェラス準V…“経験の差”と監督
<Vプレミアリーグ女子 ファイナル:東レ3-0JT>10日◇東京体育館
昨年は入れ替え戦出場だったJTを就任1年目で準優勝に導いた石原監督は、「頂点をかけた最後のところで相手を上回れなかった。残念だし悔しい」と悔しさを隠さなかった。試合を振り返って「第1セット、最初はサーブも走っていたけど20点のところ、東レの荒木をうまく使われたところがターニングポイントだったかな。そこから向こうの気迫がボールに乗って、こちらが乱れてしまった。それを最後まで引きずってしまっていた」と試合を振り返った。敗因については「やはり、連覇している東レの経験というものは大きかった。ファイナルという大きなステージで、しっかりと気持ちをボールにぶつけることができていたのが、うちとの大きな違いでした」と分析した。
レギュラーシーズンは26勝、セミファイナル3勝と今季は圧倒的な強さを見せた今季について石原監督は「トータルではいいシーズンだった。数字ではキムが突出しているが、竹下、位田、井上とみんなでキムを支えていた。“チーム”としての軸がしっかりできていた」と振り返った。
[2010年4月10日20時28分]
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