選手層が厚い青学大が歴代2位の5時間22分6秒で、2年ぶりの往路優勝を果たした。

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3区太田蒼生(あおい)と5区若林宏樹の1年生コンビが貢献するなど、原晋監督(54)の采配がズバリ的中。区間賞は1人もいなかったが、総合力で勝ち切った。2位帝京大に2分37秒差、連覇を狙う3位駒大に3分28秒差をつけ、2年ぶり6度目の総合優勝に向けて大きく前進した。

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青学大の補欠を見ても選手層の厚さがうかがえる。2年前の2区で日本人1年生区間最高記録をマークした実力者、岸本大紀(3年)、11月の全日本大学駅伝で5区区間賞の佐藤一世(2年)、出雲駅伝でアンカーを務め、4位から2位に順位を押し上げた横田俊吾(3年)、ハーフマラソンデビュー戦となった11月の世田谷246ハーフマラソンで優勝した田中悠登(1年)の4人が控える。往路では1区志貴、4区飯田が当日メンバー変更で出場。復路も当日メンバー変更が予想される。