来冬は「マラソンの名探偵」に期待!? 早稲田大学競走部の花田勝彦・駅伝監督(53)が16日、初の著書「学んで伝える」(徳間書店)の刊行を記念したトークイベントで、選手時代に「早大3羽がらす」として活躍した同期の櫛部静二・城西大監督、武井隆次さんと共演した。
総合4位と躍進した1月の箱根駅伝の話題になると、山登りの5区で区間2位の快走をみせた「山の名探偵」こと工藤慎作(2年)について、「来年の冬にはマラソンを走らせたい。『マラソンの名探偵』で解決してくれれば」と期待した。 工藤は名前とメガネ姿の風貌から、人気漫画「名探偵コナン」にちなんだ愛称で知られる。2月2日の日本学生ハーフマラソンでは日本歴代4位の1時間0分6秒で優勝し、山だけではなく平地での実力も見せつけたばかり。花田監督は「彼は(28年)ロサンゼルス五輪のマラソン代表を目指している。持っている力以上を出せるタイプ。(新年度は)箱根で沸かせて、その後はマラソンでも」と見通した。
早大の監督に就任して4季目を迎える。チームは箱根の4位から、来季は11年以来の優勝を目標に掲げる。「今までは優勝を目指してやると言えなかった。現実的に戦力が整ってなかった。来年は届くかな」と手応えは十分。4月からの新入生には長野・佐々木哲(佐久長聖)、千葉・鈴木琉胤(八千代松陰)と超高校級の逸材もそろう。「新戦力も入ってくる。いまの選手も力はある。城西大と優勝を目指してゆきたい」と名門復活を果たす。