準決勝でアジア歴代2位に並ぶ9秒91をたたき出した20歳のブーンソン・プリポン(タイ)が、金メダルを獲得した。第4レーンで追い風0・1メートル条件下の9秒90で大会新。自己記録を立て続けに更新し、1978年バンコクのスチャート以来のタイ史上3人目の偉業達成となった。

準決勝では追い風0・1メートル条件下で大会新記録の9秒91をマーク2018年ジャカルタ大会で蘇炳添(中国)が保持していた従来の記録(9秒92)を0秒01更新。組トップで決勝進出を決めた。

昨年12月には山縣亮太(セイコー)の日本記録を0秒01上回る9秒94をマーク。24日の予選では、その日本記録と同じ9秒95をマークし、会場の観客の度肝を抜いた。

21年の山縣の日本記録樹立後、記録更新が止まっている日本で再び9秒台の世界をファイナルで見せた。