スポーツ

バスケ協会「愛知会長」一本化ならず

　内紛で混乱が続く日本バスケットボール協会は２２日、次期役員候補の選考委員会を開いたが、会長候補を愛知和男衆院議員で一本化できなかった。２４日の評議員会では２３人の理事のうち地方など加盟団体選出理事１０人のみを審議し、新執行部選出は先送りすることになった。

　選考委では評議員から選ばれた３委員が愛知氏を推したが、現執行部から選ばれた２委員はこれに反対。梅野哲雄委員長は採決を主張したが、指導的立場でかかわる日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）が全会一致を求めたため採決しなかった。

　同協会は２４日の評議員会後、役員選考を進めて３月２日にも再度評議員会を開き、新役員選出を目指す。

［2008年2月22日19時39分］

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