フィギュアスケート男子で世界ジュニア選手権2連覇の中田璃士(18)が29日、東京・品川プリンスホテルで会見し、西武グループ所属となることを発表した。今季からシニアに転向した次代のエースが、縁深いグループの名を背負う。

西武とのつながりは、競技を始める前までさかのぼる。父でコーチの誠人さんは、璃士が生まれた08年から11年まで、西武グループが運営するアイスショー「プリンスアイスワールド(PIW)」のチームメンバーとして活躍した。璃士は3歳ごろにスケートを始め、その後は西武東伏見FSCに所属。東京・東伏見のダイドードリンコアイスアリーナで腕を磨いた。

22年に千葉・船橋のMFアカデミーへ拠点を移した後も、縁は続いた。同年7月には、PIWの東京公演にゲスト出演。その後も同ショーの舞台に立ち、今年7月の横浜公演にも出演した。西武グループからはすでにスポンサーとして支援を受けており、今回、競技上の所属も「西武グループ」となる。

中田は23年ジュニア・グランプリ(GP)ファイナルで初優勝。24、25年に全日本ジュニアを連覇し、世界ジュニア選手権も25、26年と2年続けて制した。24年全日本選手権では2位に入った。今季からシニアに上がり、11月にはGP第2戦スケートカナダと第6戦NHK杯に出場する。父から続く西武との縁を力に、シニアの舞台でもスターダムを駆け上がる。