昨季の4大陸女王の青木祐奈(24=日本建物管財)が77・11点で3位発進となった。
冒頭で代名詞のルッツ-ループの連続3回転ジャンプを成功。以降も2本の単発ジャンプを決め、3つのステップとステップシークエンスでも最高難度のレベル4を獲得した。演技構成点(PCS)でもトップの33・69点をマークし「落ち着いて1つひとつできた。楽しく最後まで滑ることができて良かったです」とうなずいた。
9月上旬のチャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯では、左肩痛の影響で7位。大会後に精密検査を受け「インピンジメント症候群」と診断された。これは腕を上げるときに肩の腱や滑液包(かつえきほう)が骨の隙間で挟み込まれ、炎症と痛みが生じる症状。野球好きでソフトバンクファンの中庭健介コーチからは「佐々木朗希と同じケガだね」と驚かれたという。
「野球選手に多いみたいで。もともと左肩が緩かったんですけど、その影響でオーバーワークになって発症しました」。受診後は肩のインナーマッスル(内転筋)を強化するトレーニングを追加。「まだ100%違和感がないわけではないですが、痛み自体は取れている」と復調している。
4季連続となるグランプリ(GP)シリーズでは、第1戦フランス大会(10月23~25日)、第6戦NHK杯(11月27~29日)にエントリー。「自信を持って試合に臨みたい気持ちで練習を頑張っている」と言葉に力を込めた。
首位は中井亜美(18=TOKIOインカラミ)で81・29点。2位には千葉百音(21=木下グループ)が77・31で続いている。【藤塚大輔】


