フィギュアスケート男子でミラノ・コルティナ五輪銅メダルの佐藤駿(22=エームサービス/明治大)が15日、都内でグランプリ(GP)シリーズ開幕会見に出席し、「みんながエース」と力を込めた。

今季は五輪2大会連続銀メダルの鍵山優真が休養。世界ジュニア選手権2連覇の中田璃士(りお)がシニアに転向するなど、新たな顔ぶれでのシーズンとなる。

シニアの実績では頭一つ抜けている佐藤にかかる期待も大きい中、「新しいシーズン、新しい時代が始まる。みんなでフィギュアスケート界を盛り上げていけるように頑張りたい」と切磋琢磨(せっさたくま)を強調。一方で引っ張る自覚も芽生え「今までは刺激をもらってばかりいた。今度は自分が刺激を与えられるような立場になれるように、そういう演技をしたり、練習から見せたりしていきたい」と口にした。

今季のテーマには「負けん気」を掲げる。負けない相手は「自分自身ですかね」と説明。昨季はGPファイナル、五輪、世界選手権の全てで銅メダルと躍進しただけに「今のままでは、昨シーズンの自分は超えられない。昨季の自分を思い出しながら、自分に勝つという意味も込めました」と、昨季の自分を超えるためにも“負けん気”を大切にする。

GPシリーズでは、第3戦中国杯(11月6~8日)、第6戦NHK杯(11月27~29日)にエントリー。現時点で具体的な目標設定には至っていないというが「試合をこなしていきながら、そういったものを見つけていけるように頑張りたい。1試合、1試合と思っています」と目の前の競技会に力を注いでいく。

◆GPファイナルへの道 GPシリーズ全6戦の上位6人(組)が進出できる。シリーズには1人最大2試合に出場可能で、順位に応じてポイントが付与。各大会の順位を1位15点、2位13点、3位11点、4位9点…と換算し、2戦の合計ポイントで争う。ファイナルは12月10~13日に中国・重慶で開催。

 

◆生配信 今季も、テレビ朝日の動画配信サービス「テレ朝動画」でGPシリーズとファイナルを楽しめる。ライブ配信チケットの販売が14日に開始。購入後の視聴ページでリアルタイム観戦できる。全配信チケット(NHK杯を除く)6200円など、各券種や特典の詳細は特設サイト「フィギュアスケートGPシリーズ・ファイナル2026」まで。地上波もテレビ朝日系列(一部地域を除く日時あり)で放送。12月10~13日のファイナルはゴールデンタイムに中継される。