どーもです。タイトリスト「TSi」シリーズのFWと「T400」アイアンを試打できました。ドライバーもオファーしたところ、人気で専門紙各社を回っているということで今回はFWのみ、ドライバーは後日レポになります。というわけで、まずは「TSi2」FWからいってみましょう!!
まずは見た目から。
先代「TS2」FWの面影を残しつつ進化したといった感じですかね。ソール前部のミゾ「アクティブリコイルチャンネル4.0」は専用開発になっているようです。
フェースはセミディープかな。少なくとも先代よりは気持ちディープに見えました。イメージかもしれませんが、ややアップライトになっていたようにも感じましたし、気持ち丸みも帯びていたようにも見えました。
ボディもセミディープかな。こらも、少なくとも先代よりはディープ化していました。また、よりコンパクトになっていましたね。
後ろ姿です。
構えみるとこんな感じ。クラウンの投影面積はやや小振りにも感じました。形状的には先代とほぼ同じかな。
今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「TSP110 50」Sフレックス装着モデルの15度。スペックは、ロフト角15度、ライ角56.5度、長さ43インチ、総重量316g、バランスD1。ヘッド体積175cm3。シャフトスペックは、重量48g、トルク5.7、中調子。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町で、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。
持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽めにも感じました。でも、まずまずかな。グリップもまずまずの太さ。やや太めが好きなボクでも充分許容範囲。シャフトを手でしならせてみると、Sフレックスにしては、ほんの気持ちですが、柔らかめ。“タイトリスト”というブランドイメージからの先入観もありそうですが、でも、気持ち柔らかめ。しなりポイントはちょうど真ん中辺り。ワッグルしてみると、中間からヘッドが動く感じ。素振りしてみると、想像以上にシャープに振れそうな感じでした。
実際に打ってみると、思った以上にニュートラルで球のヨレ感もなく、ボク的には意外にも扱いやすいモデルでした。タイトリストというブランドイメージですが、ボクはいまだに「本格アスリート向け」のイメージが強いんですよね。ここでも何度も書いていますが、このイメージがまだまだ抜けていません(汗) とはいえ、先代試打でもかなりの飛距離と球の上がりやすさを感じましたが、先代試打時の18年は、確かスカイトラックの設定がコースボールになっていたような記憶も・・・。ですが、今回がレンジボール設定です。それで240yオーバーマークは、ちょっとしたドライバー並でした。振り感も気持ちよく、HSが出ていてちょっとビックリ!
スカイトラックの弾道データはこんな感じで
その3球平均はこんな感じ
【3球平均】
HS41.7m/s、初速60.6m/s、打ち出し角14.9度、バックスピン量2959.1rpm、サイドスピン-283.2rpm、飛距離239.8y
【ベスト】
HS41.9m/s、初速60.9m/s、打ち出し角15.7度、バックスピン量2580.7rpm、サイドスピン-446.8rpm、飛距離243.3y
打感はソリッド系。弾き感とボールのマイルドさがちょうどいい感じに混ざっていて、かなり心地よい感じです。音は澄んだ中高音系でした。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラックデータはこちら
弾道的には高弾道。球は上がりやすい印象でした。スピン量は総じて少なめ。打ち方、当たり所でいわゆるオートマチック系との差はありそうですが、それでもこのシャフトとのマッチングで、多くても3300rpm以下、ガッツリ芯を食えば2500rpm辺りなので、ロースピンを意識したモデルと言えるでしょう。
出球傾向は、ボクのスイングでかなりいい感じのドロー系。やや右に打ち出して、イメージ通りに戻ってくる感じ。
シャフトフィーリングですが、かなりいい感じ! 試打後にスペックは確認して、軽量、高トルクぶりにちょっと驚きましたw それだけボクが年を取ったということかもしれませんが、ヘッドとのマッチングはかなりいいんじゃないかな。かなりニュートラルに振れるイメージでした。
今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/s辺りにオススメ。タイトリストにしてはいわゆるオートマチック系のイメージで、少なくとも球の上がりやすさはありました。弾丸ライナー系の弾道を打ちやすく、ある程度の打点のブレは、クラブがカバーしてくれそうなイメージ。払い打ち系のスインガータイプでもしっかり球は上がりそうですね。でも、ボクのようなプチヒッターでも、何の問題なしに使えます。飛距離的にもドライバー要らず的な・・・。って、まだドライバーを打てていませんけどw とにかく、変なクセがなく振りやすいモデルでした。
<タイトリスト「TSi2フェアウエーメタル」FW>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=17-4ステンレス、フェース=465カーペンタースチール
■ロフトバリエーション:13.5度、15度、16.5度、18度、21度 ※13.5度、16.5度はカスタム、21度は一部カスタム
■シャフト(重量/トルク/調子):「TSP110 50」(S=48g/5.7、SR=46g/5.8、R=44g/6.1/中調子)。「TSP322 55」(TOUR S=58g/5.1、S=56g/5.3、SR=54g/5.4/中元調子)※SRはカスタム。「ツアーAD DI-5」(S=57g/4.7/中調子)、「同DI-6」(S=65g/3.3/中調子)。
■価格:「TSP110 50」「TSP322 55」装着モデル各1本4万9500円。「ツアーAD DI-5」「同DI-6」装着モデル各1本6万500円。※価格は税込み
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