谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)が4バーディー、ノーボギーの4アンダー68で、首位に1打差3位と好発進した。広島・尾道市出身で広島県と隣接する本コースは地元同然。元ハウスキャディーで幼なじみの原田真由美さん(37)にバッグを担いでもらい、難グリーンを攻略した。全米オープン出場権に続き、本大会4位以内に与えられる全英オープン切符を目指す。首位は5アンダーの小平智(26)とスンス・ハン(29=米国)。
3日前に全米オープン国内予選を突破しただけあって、谷原のゴルフは危なげない。「ショットは思ったところに打てている」。2番では5メートル、16番では3メートルのバーディーパットを決めた。17番で4メートルのパーパットをねじこみ「ノーボギーなのがよかった」。
今大会のキャディーを務める原田さんはかつて本コースに8年間勤務し、コースを知り尽くす。芝目や傾斜が複雑なグリーンの読みに「確信がほしくて」(谷原)と昨年に続く起用。完璧な読みと、12年から3年連続平均パット数1位の谷原の技術がかみ合えば、好スコアは当然だった。
2人は尾道市・久保中で同学年。7歳の時に少年野球チームで知り合い、谷原は捕手、原田さんは女子ながら一塁手。ともにカープのファンで、首位にたつ広島に刺激を受ける。
前日には実家に行き、2月に67歳で他界した父直人さんに線香をあげた。亡き父に優勝をささげ、08年以来5度目の全英切符を手にしたい。【岡田美奈】

