地元新潟出身で開志国際高3年のアマチュア石井理緒(17=新発田城CC)が首位と2打差の4位で予選通過した。断続的な降雨と強風に負けず、4バーディー、4ボギーの72で回ってイーブンパー。優勝争いに食い込んだ。西山ゆかり(34)が2アンダーの首位で発進し、飯島茜(33)と藤本麻子(27)が1アンダーの2位。なお2日の第1日が荒天で競技中止となり、賞金総額、加算賞金ともに当初の75%となった。

 新潟・新発田市出身のアマ・石井がなじみのコースで躍動した。2年前は16位でローアマを獲得。県アマでプレーした会場でもあり「地元で好きなコース」。苦手な強風もハウスキャディーの助言に耳を傾けて悪天候の中、イーブンでまとめた。本丸中2年時、フランスでエビアン選手権ジュニアを初制覇。毎日、父俊氏が経営する新発田城CCで練習する。高校の1年先輩・高橋彩華が昨年の日本女子アマを制し、刺激を受けたという。「明日は緊張すると思う。精いっぱいやれれば」と口にした。