世界ランク4位で前年覇者の松山英樹は1イーグル、3バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの72で回り、通算4オーバーの220で60位となった。

 パターをマレット型にチェンジして臨んだこの日は前半に爆発。10番スタートから11番で最初のバーディーを奪うと、13、14番で連続バーディー。18番パー5では2オンに成功してイーグルを決めた。前半だけでスコアを5つ伸ばして折り返したが、後半に失速。1番でボギーをたたくと、5番で3オン3パットのダブルボギー、ティーショットが右のカート道ではねてOBとなった8番パー5でもダブルボギーとし、前半の貯金を使い切った。

 世界ランク1位ダスティン・ジョンソン(米国)がスコアを4つ伸ばし、通算17アンダーで2位ブルックス・ケプカ(米国)に6打差をつけて首位を独走。13年以来となる大会2勝目に王手をかけた。

 昨年大会で松山に次ぐ2位だったヘンリク・ステンソン(スウェーデン)が通算10アンダーで3位。ジャスティン・ローズ(英国)と昨季全米オープン2位のレフティー、ブライアン・ハーマン(米国)が同9アンダーの4位で続いた。

 世界選手権シリーズ初出場の片岡大育が通算4アンダーの21位で日本勢最上位。谷原秀人は同イーブンパーの41位。同7オーバーの74位から出る予定だった今平周吾はスタート時刻に遅刻して失格となった。