「松山2世」として期待される17歳の吉本龍斗(滋賀短大付高2年)が、初優勝を飾った。1アンダーの首位から出て4バーディー、2ボギーの70で回り、通算3アンダーの141で完全優勝。ドライバーの飛距離330ヤード超を披露し、周囲を驚かせた。来年の国内ツアー、長嶋茂雄招待セガサミー・カップの出場権を獲得。将来が楽しみな17歳が、圧倒的な力を見せつけた。

 通算1アンダーの2位に葛城史馬(20=大院大)。同イーブンパーの3位に林重翔(17=香川西高)。同6オーバーの4位に陸橋秀規(37=美奈木)が入った。

 ドジャースなどで投手として活躍した石井一久(44=成田)は、同25オーバーの73位に終わった。