順延になっていた第2ラウンド(R)の残りホールと最終Rが行われ、通算12アンダーのブリタニー・リンシカム(32=米国)が大会2連覇した。ツアー通算8勝目で、優勝賞金21万ドル(約2310万円)を獲得した。

 最終Rを71で回った上原彩子(34)が、同2オーバーで日本人最高の49位。上原は「パットがもっと決まっていればビッグスコアが出たと思う」としながらも「初戦としたら、すごくいい感じで終えることができた」と語った。

 野村敏京(25)は同4オーバーで58位。最終日に27ホールをこなしたため、野村は「やっと終わった」と漏らした。27日に第2Rを同7オーバーで終えていた畑岡奈紗(19)は予選落ちした。大会は強風の影響により、54ホールに短縮されて行われた。