辛島寧那(福岡・常磐高2年)が、同級生の男子坂本に負けじと2年連続1位のメダリストになり、西日本決勝大会(3月31日~4月1日、兵庫・大宝塚GC)に進出した。

 この日はインスタートの10番でボギーとし、続く11番パー5で第2打を左OBにしてダブルボギーと最悪の出だしに「ちょっと焦りました」という。それでもパーを重ね、終盤16番で1・5メートルにつけて初バーディー。「最後までショットは直らないままできつかったけど、なんとかしのげたのでよかった」と振り返った。

 昨年はトップ通過して進んだ西日本決勝大会に、他の大会と重なってしまったため出場できず、世界ジュニアのチャンスを逃した。「今年は絶対に行きます。世界レベルで自分がどのぐらいの位置にいるかを知りたい」と、代表を目指す。あと1カ月ほど準備期間があり「今日うまくいかなかったセカンドショットの方向性を修正したい。ガンガン、バーディーを狙って行けるようにしたい」と、2度目の世界のチャンスをものにしたい。