世界ランク10位の松山英樹(26=LEXUS)が13日、14日にニューヨーク州のシネコックヒルズGC(7445ヤード、パー70)で開幕する全米オープン選手権に向けた最終調整をこなした。

 初出場の星野陸也(22)とともに、練習ラウンドで10番からのハーフを回ってコース状態を入念にチェック。一時、雨が強くなるとレインウエアを着込んだ。

 ラウンド後も、アイアン、ドライバーとショットを確認。時折、何度か1Wを気にするようなしぐさを見せた。

 前日12日に取材に応じた際には「フェアウエーを外したら大変なことになる。(ポイントは)ショットじゃないですかね。全てがうまくいかないと勝てない」などと話していた。

 昨年はメジャー4戦のうち2戦でベスト5に入り、全米OPでは2位になった。優勝への期待は高まりつつある。

 この日の練習後に、現地の子供からサインを求められると、足を止めて応じていた。